競輪の出目に法則があるのか?の考察

昔から競輪を含むギャンブルでは出目予想は盛んでした。というのもサイコロ賭博のような種目の場合、サイコロの目に強さや能力差がありませんから、出目は完全な偶然・ランダムで決定するわけですが、それを出目予想で自分なりの出目法則を人々は考えてきたわけです。

人間の心理学では「人間はランダムな数字を見ると、ついつい連動性や法則性を見出そうとしてしまう」という話はよく知られていて、いまだに数字選択式の宝くじでは「引っ張り数字」がどうのなど、出目法則の話が雑誌やブログなどで語られています。

科学的であるかどうか、物理法則にのっとっているかどうかに関わらず、人は起きた出来事に対して原因や理由がわからない状態でいる事は不安を覚えるからです。だから競輪場では車券が外れた場合容易に選手のせいにする人が現れるわけですね。

競輪には言うまでもなく選手個人個人の能力差があります。それにラインなどの選手同士の連携も影響がありますし、車番の4番6番8番には枠複・枠単でのバランスのために若干弱めな選手が配置される慣習もあります。つまり、サイコロなどとは違い、それぞれのレースにおいて各車番が車券に絡む確率は均一ではありません。

そのため「この車番がよく出やすい」というような偏りが発生したとしても不思議ではありませんが、競輪の各レースの結果は独立事象と言って、例えば1レースの結果が2レースの結果に何かしらの影響を与える事はありません。

たとえばこれが花札などの札競技だった場合、すでにめくられた札の中に鹿の札があれば、伏せられた山札の中には絶対に鹿の札が無いと断言できます。つまり過去の出来事が将来の結果に大きな影響を与えていると言えます。

しかし、競輪の場合でも過去のレースの結果が将来の結果に影響を与える事があります。例えばAという選手が初日のレースで棄権するほどではないが足を少し痛めてしまった…足を痛めたのは過去の出来事ですが、これは将来のレースの結果に影響を及ぼします。

またBという選手が人気を背負っていたのにも関わらず情けない大敗を喫した場合、「いかんいかん、もっと気合を入れて集中しないと!」と次のレースで高い集中力で臨めたり、逆に「あぁ、あんな情けないレースをしてしまった、俺はどうしようもない…」と意気消沈してその節すべてを棒に振るかも知れません。

それに過去に素晴らしい成績を収めてきた選手は、その後も衰えや負傷などがなければ将来的にも素晴らしい成績を収める可能性が高いですし、今まで鳴かず飛ばずの選手がある日を境に急に強くなるという事は有り得ないとまではいかないまでも、ちょっと現実的ではありません。

つまり、1レースの出目を2レースの予想に生かすような、昔ながらの出目予想というのは個人の趣味でやられる分にはまったく自由ではありますが、本気で車券を極めようと思うのであればおすすめは出来ません。

レースや車番の過去ではなく、選手個人の過去に目を向けた方が、得られる情報が多いですからね。

時々3連復の1-2-3が100回連続で出現していない、ではそろそろ出現する可能性が高いのでは?と考える人がいますが、たとえ1-2-3の組み合わせが何千回出現していなくても、1-2-3の出現する確率が個々のレースにおいてアップするという事はありません。

逆に「今日はここまで6レース連続で1番が1着になってる、そろそろ途切れるだろう」という推測も正しくはありません。確率でいえば直近の出現率は次のレースの出目になんら影響は与えないのです。

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